借換えの効果

今借りている銀行から他の銀行にシフトすることが借換えです。同じ銀行の中で組み替えることは借換えではありません。借換えには抵当権の抹消や設定、事務手数料等諸費用もかかります。ですから、諸費用も考えたうえでどのくらいのメリットがあるのかを確認して借換えをする必要があります。

目安として、ローン残高2,000万円以上、期間20年以上、金利0.975%以上で借りている場合は借換えによるメリットが十分あります。一度、ご自身の住宅ローンの明細をチェックしてみてください。

フラット35等の固定金利で借りている場合も、10年固定も変動も、すべてのタイプで金利が下がってきている現状はチャンスといえます。

ケース01 残高3500万円の場合

解説

5年前に4200万円のローンを組んだAさんとBさん。金利2.0%のAさんの借換え効果は上図とおり絶大ですが、0.975%と低金利と言われる1%以下で借りていたBさんも十分なメリットがあることがわかります。諸費用が20~30万ほどかかりますが、0.975%からの借換えのBさんも、それでも新車の車が買えるくらいの効果があります。注目すべきは軽減利息なのですが、期間短縮を選んだ場合Aさんは6年も短縮、Bさんですら2年短縮です。2年ということは2年間分の元利支払い約270万の効果があります。これはすぐ行動ですね。

ケース02 残高2000万円の場合

解説

ローン残高2000万円、残期間20年の場合、2.0%からの借換えは充分に効果があることは分かりますが、0.975%からの借換えでも100万円近い効果があることが分かります。諸費用は20~30万かかっても十分な効果です。ローン残高2000万円以上、残期間20年以上、金利0.975%以上という条件であれば相当な数の方が借換え対象になってくると思います。100万貯蓄するのと100万円の支出を少なくすることはイコールです。是非、借換えにトライしてください!

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