借換えマスターとは

借換えマスターの意義

2016年に日本の金融史を大きく変える政策が導入されました。まず2月に起きた日本銀行による「マイナス金利政策」の導入、そして9月には、経済学の教科書では不可能とされてきた「長期金利を日本銀行が操作する「イールドカーブコントロール」の導入です。この2つの政策導入により日本の金融市場は新たなステージに突入しました。

そして国民の生活に直結する住宅ローンにとっても新たなステージが始まりました。 
住宅ローンは多くの金融商品の中でも最も消費者にとって身近です。保険や株式よりも身近といっても異論はないかと思います。しかし身近ではありますが、商品性や仕組み等は複雑です。供給サイドの銀行等の金融機関と消費者である国民との間の“情報の偏在”※は顕著であり、近年ますます複雑化する商品性と変化する経済金融情勢の中でこの情報の偏在は更に広がっているといっても過言ではありません。

消費者自身の知識武装はもちろんですが、供給サイドの責任も重大です。リスクのある金融商品を取り扱うには資格が必要なケースが多く、例えば生命保険であれば一般社団法人生命保険協会が認定する「生命保険募集人資格(一般、専門、応用、大学、変額)」、損害保険の場合は一般社団法人損害保険協会が認定する損害保険募集人資格があります。株式や投資信託、公社債等を扱うには日本証券業協会が認定する証券外務員資格(1級、2級)があります。ところが住宅ローンに関しては供給サイドの取扱者が取得すべき資格が無いというのが実態です。日々業務として住宅ローンを取り扱う銀行等の金融機関と、日々住宅販売の為に住宅ローンを斡旋する住宅販売業者には正しい情報提供とリスク説明等の強い責任が求められます。

この野放し状態に風穴を開け、消費者保護を旗印に設立したのが「住宅ローン借換えマスター協会」です。当初、住宅ローンを組む際は、銀行員や住宅業者からアドバイスを受ける機会が多くありますが、その後35年という超長期の間のフォローがないのが一般的で消費者自身で行動しなければならないのが実態です。そんな現実を踏まえ、住宅ローンの借換えに特化した専門家集団を養成することになりました。住宅ローンの借換えが常識になれば家計はもっと潤うはずですし、防衛にもなります。“住宅ローン借換えマスター”は、住宅ローンの借換えにより家計が改善できる消費者の為に行動し、消費者に必要とされ、社会的意義のある資格として将来の国家資格認定を目指します。

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